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欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼

輸入ボードゲームショップ「ドロッセルマイヤーズ」さん主催で、
人狼という伝統ゲームを大人数でやろうというイベントを開催することになりました。

私はアートディレクターとしてデザイン全般まかせていただきつつ、
企画自体にもいろいろ口やら手やらを出させていただいています。

告知サイトはこちらです。
欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼

今出ているのは第一弾イメージビジュアルで、
いろいろバージョンアップするはずの最終形イメージビジュアルを作っているところです。

2月8日(水)にはチケットが発売されるので、
ご参加いただけると嬉しいです!

詳しくはドロッセルマイヤーズさんのブログで説明して行く予定ですので、
ぜひ見に行ってみてください。

人狼についてご説明しておくと。

私がふだん遊んでいるボードゲーム、テーブルゲームの一種なのですが、
人が集まって会話で進めるゲームです。
最低限、配役カードが必要なだけで、ほかにサイコロもコマもボードも使いません。

参加する人たちはみな、ある村の住人ということになるのですが、
その中にまぎれている人狼を探し出すことになります。
人狼役はランダムに決まり、他の人はその人がそうだ、ということを知ることは出来ません。
人狼は毎晩ひとりずつ村人を襲うので、
昼間に仲間から人狼らしき人を一人選んで犠牲になってもらうことで、
なんとか退治したいと考えます。

昼にみんなで話し合い、犠牲者を決め、夜は人狼の襲撃におびえながら休みます。
(実際はそれぞれ数分ずつで進みます)
そうして、人狼を退治するか、人狼に対抗出来ないくらい村人が減ると、
勝敗が決まるというわけです。
村人を助ける特別な能力を持った村人もいます。

いろいろな特別ルールや能力があり、そこから選んでゲームを作りますし、
なにより会話で成り立つゲームなので、毎回毎回違う印象のゲームになるのが魅力なのです。

アダムとイヴ

11月の終わりに、
ドロッセルマイヤーズボードゲームマート(以後ドロッセルマイヤーズ)さんが出した
「アダムとイヴ」のアートディレクションおよびデザインを手がけました。

2人で協力して目的を達成するカードゲームです。

かんたんにでもポーカーを知っていると理解しやすいと思いますが、
要は数字を順番に並べるか、同じ数字を集めると点数になるよ、というルールです。

ただ、どちらが強いかを決めるのではなく、
ふたりでそれぞれカードを捨てては引いて、おなじ組み合わせにしましょう、というゲームで、
言葉で相談せずに、相手が捨てたカードで相手がなにを集めているかを推察します。

すれちがったり通じ合ったりするのがとてもよく分かる、
会話しているような感覚を味わえるゲームです。

複数のパッケージを持ち寄って3人以上のためのルールも入っているのですが、
それはそれでわーわー騒ぎながら遊べるのでおすすめ!

詳しくは、ドロッセルマイヤーズさんのブログをぜひ読んでみてください。

ここにいっちょまえにもインタビューが載ってたりします。

ボードゲームは大好きでよくともだちとやっているので、
そのデザインに関われたのがとてもうれしいです。

デザインをほめてくださるコメントなどを見かけて、
舞い上がっているここ最近のわたしです。