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ツイキャス アイテム

ブロードキャスティングサービス「ツイキャス」内で使用出来るアイテムのイラストを描きました。

配信者に向けて応援の気持ちを伝え盛り上げるための手段として使えるそうなので、ぜひ!

嘘つき村の人狼(追々加公演/サイトリニューアル)

「嘘つき村の人狼」の追々加公演が決定しました。
前回即完売したのもあって、3日間もいただけることになりました。
平日もあるので、平日の方が動きやすいな、という方、ぜひどうぞ!

発売は4月29日正午、e+にてです。
(つまりこの記事を書いてる時点であと30分後……お知らせが遅くてごめんなさい!)

それにともない、サイトリニューアルをしました。

まだまだ少しずつ手を入れていったり、
コンテンツをオープンしたりするので、
ぜひちょくちょく見にきてください!

Drosselmeyer’s Board Game Mart

順番がなんだか逆になりましたが、
アダムとイヴ嘘つき村の人狼でタッグを組んだ、
ドロッセルマイヤーズさんのおしごとについて。

ドロッセルマイヤーズさんはドイツを中心としたボードゲームや雑貨のショップで、
昨年の2月11日に中野ブロードウェイに開店しました。
(開店一周年記念のイベントをやっているそうなのでブログもチェックしてみてください!)

昔のヨーロッパ的なかわいらしさ、うつくしさに毒や強さを混ぜたような世界観で、
それほど広くない敷地ながらも、ぎゅっとまとまった空気が気持ちいいお店です。

お店の内装と同時進行していたのですが、
すこしずつ送られてくる作り付けの棚、床板、壁のペンキ、ラック等の写真を見ながら、
ほかにあまりないお店になるなあという予感満載でした。

その中でも私が関わらせてもらった部分をいくつかご紹介します。

ロゴ

羊と昔の輸入雑貨店のような雰囲気、というコンセプトをいただいて、
スタンプのような荒さと丸みのある印象にしようと思いました。
羊のイラストを描くか、写真からスタンプを作るような感じにしようかと考えていたとき、
ふと、美大の油画科を出た友人のことが頭に浮かび、依頼したところ、
とても個性的でかっこいい羊があがってきたのでした。

友人は卒業してから絵を描くことから離れていたし、
実は私は彼女の絵をほとんど見たことがなかったし、
どのくらいのものがあがってくるのか、予想もつかない状態での依頼だったのですが、
快く引き受けてくれ、しかも予想以上の返しをもらったことで、
ずいぶん興奮したのをおぼえています。

自分でも絵は描きますが、他の人に依頼するときの醍醐味だなあと思います。
この感覚を味わいたくて、いつもその機会を狙っていますし、
自分に依頼してくれる人にもそう思ってもらえたら最高だなと思います。

フライヤー

こんな感じのお店です。

中野ブロードウェイはけっこう入り組んだ建物で、
中に入ってみると今どこにいるのか、どっちの方向を向いているのかわからなくなります。
そんな特殊な建物だから地図は必須で、
シンプルにしすぎると伝わらなくなるだろうという懸念があり、
結果地図を大きめに扱うことにしました。
地図のデザインも気に入ってもらえたのでうれしかったです。

これは開店当時の写真なのですが、
たびたび模様替えをしていて、商品が増えたり、その時々で特集を組んだりしているので、
定期的に見に行くのが楽しいです。

ショップカード

もらって嬉しい、取っておきたくなるようなショップカードを、というのが課題でした。
そこで、お店の商品でもあるトランプをモチーフに。
先に書いた通り、地図が複雑で小さく出来ないけど重要だったので、
逆にキングやクイーンの絵柄のように扱ってしまうことにしました。

マットなラメ感のある紙を使っているので、
手に取ると上品にキラキラ輝きます。

ショッピングバッグとシール

バッグをオリジナルで作るのはやっぱりコストがかかるのです。
コストを抑えようとするとポイントでしか印刷出来なかったり、素材を選べなかったり。
また、置き場所の都合で、一度に仕入れる量もそれほど多くは出来ないということもあり、
考えたのが、バッグは単体でかわいいものにして、それに大きなロゴシールを留める方法でした。
工業製品感が薄いクラフト紙はお店の雰囲気にも合うと思いましたし、
シールはステッカーのようにも使えます。

評判もよかったようで、
twitterで「かわいくてシールを破けない!」というtweetをたびたび見かけて、
とてもうれしかったです。

ネットショップ

自分たちで更新作業が出来ること、ということがあったので、
ショップについては既存のショップ構築サービスのスキンを元にデザインしました。
カラム、レイアウトの選択、テキストカラーやサイズの選択、各装飾部分の差し替えなどです。
新商品があがるたびに新しくバナーを作るのが、ひそかな楽しみだったりします。

欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼

輸入ボードゲームショップ「ドロッセルマイヤーズ」さん主催で、
人狼という伝統ゲームを大人数でやろうというイベントを開催することになりました。

私はアートディレクターとしてデザイン全般まかせていただきつつ、
企画自体にもいろいろ口やら手やらを出させていただいています。

告知サイトはこちらです。
欧州伝承推理ゲーム 嘘つき村の人狼

今出ているのは第一弾イメージビジュアルで、
いろいろバージョンアップするはずの最終形イメージビジュアルを作っているところです。

2月8日(水)にはチケットが発売されるので、
ご参加いただけると嬉しいです!

詳しくはドロッセルマイヤーズさんのブログで説明して行く予定ですので、
ぜひ見に行ってみてください。

人狼についてご説明しておくと。

私がふだん遊んでいるボードゲーム、テーブルゲームの一種なのですが、
人が集まって会話で進めるゲームです。
最低限、配役カードが必要なだけで、ほかにサイコロもコマもボードも使いません。

参加する人たちはみな、ある村の住人ということになるのですが、
その中にまぎれている人狼を探し出すことになります。
人狼役はランダムに決まり、他の人はその人がそうだ、ということを知ることは出来ません。
人狼は毎晩ひとりずつ村人を襲うので、
昼間に仲間から人狼らしき人を一人選んで犠牲になってもらうことで、
なんとか退治したいと考えます。

昼にみんなで話し合い、犠牲者を決め、夜は人狼の襲撃におびえながら休みます。
(実際はそれぞれ数分ずつで進みます)
そうして、人狼を退治するか、人狼に対抗出来ないくらい村人が減ると、
勝敗が決まるというわけです。
村人を助ける特別な能力を持った村人もいます。

いろいろな特別ルールや能力があり、そこから選んでゲームを作りますし、
なにより会話で成り立つゲームなので、毎回毎回違う印象のゲームになるのが魅力なのです。