lunokhod.net

あけましておめでとうございます!

2012年はなんだかとても長い一年でした。
1月にあったことがもう何年も前のことのような。
生活に大きく変化があり、
仕事も創作活動にいろんなことをやらせていただきました。

夏からいそがしさにかまけて報告をし損ねていますが、
「トンコツウォーズ」「twitcasting」「巨竜の歯みがき」「Xing(バッティング)」など、
追々記事を増やしていきたいと思いますので、読んでいただけたらうれしいです。

それから、サイトのリニューアルをしたのですが、
この記事にランダムについたパーマリンクの数字が「888」。
なんだか幸先がいい気がする!

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

ボリビアの三目並べ

友人がいま世界一周の旅に出ているのですが、
行く先々で見つけた雑貨を「地球屋」というウェブショップで販売することになりました。

第一弾はボリビアの雑貨。
友人のツイートやショップの事前告知で見て気になっていたゲームがほしくて、
入荷の知らせを見ておおあわてで買いました。

ひつじときつねの三目並べです。

盤面の柄もすてきだし、
コマの作りもけっこう細かくてかわいい。
持った時に重みがあるのもいい感じです。


きつね「食いたいなー」
ひつじ「やだなー」

ひつじの目が意外とこわい感じなのもこういう海外の雑貨ならではな気がします。

ルドというゲームも盤面のイラストがよくてとてもほしかったんですが、
こちらはすでに売り切れていました。

ひとまず目当てのものだけでもと購入したのですが、
ほかにもいろいろおもしろそうなものがあるので、
改めてゆっくり見て回りたいと思います。

友人のブログはこちらです。

World Traveler Diary

ニューヨークから始まって、アメリカ横断、南下してきていまは南米にいるようです。
私もなんどか海外旅行をしていますが、整った都市が多かったので、
南米のレポートを読むと、見たことのない景色なんだろうなと、あこがれます。

泊まったところや移動手段などの細かいメモも多いので、
実際に旅行される方にもオススメしたいブログです。

東京トレンドランキングにドロッセルマイヤーズが載りました。

東京メトロで配布しているフリーペーパー「東京トレンドランキング」に
縁の深いドロッセルマイヤーズさんが掲載されました。

今日出かけたときにラックを見たらまだあったので、もらってきました。

巻頭特集が中野です。
その中でも一番最初の見開きに載っていました。
写真もなかなか大きめの扱いです。
そこに、アダムとイヴが……!

自分がデザインしたものがこうやって写真で掲載されるのって嬉しいです。
デザインがそのまま載るのとまたちょっと違って、
ちゃんと世の中に存在してるものを作ったんだなあ、という実感がわいてきます。

うわさのGumroadをつかってみました。

詳しくは

http://fladdict.net/blog/2012/02/gumroad.html

こちらのサイトをみていただくのがいちばんわかりやすいと思います。
私もこのブログを書いている深津さんのtwitterで知りました。

とりあえずこのブログにはってある温泉猿の写真を購入。
メールアドレスとクレジットカードの情報を入力して、
すぐ、ダウンロード先のお知らせが届きました。
本当にかんたん。

しかもサイトデザインも良くて、入力項目もわかりやすい。
クレジットカードの番号を入力すると、
右肩にカード会社の種別(VASAとかアメックスとか)が出たり、
CV CODEに入力しようとすると、カードの裏のマークになったりするのが、
また細かいとこなんですけど、ぐっと来ました。

購入完了すると

こんなふうにレシートが出ます。
べろっと。
かわいい。

アップする側も試してみたいと思い、とりあえず手元の犬の写真を。

おー、本当にぱっとできた。
でもただ犬の写真ってのも、と思ったので、

昨日アップしたモンQの壁紙を作ってみました。
それぞれ画像にもリンク貼っていますが、壁紙の購入画面はこちらです。

もしよければぽちっと。よろしければ。

こういうことはやる回数が増えれば増えるだけ、
使う人が増えれば増えるだけ、浸透するものなように思うので、
どんどん使う人も機会も増えるといいなあと思います。

団地マルシェ

先日、東急田園都市線の青葉台駅からバスで30分ほどのところにある、
団地の中のショッピングセンターを通りがかることがありました。

大手スーパーと、地元の酒屋、八百屋、肉屋、パン屋、ファストフード店など20店弱が集まる
そこそこ規模のあるショッピングセンターだったのですが、
一角がステージのある広場になっており、
そこでダンチ de マルシェというイベントが開催されていました。

どの店も陳列がうまくて、遠目にも惹かれる雰囲気。
人があふれてるわけじゃないけど活気に満ちていて、
どのお店の人もお客さんに声をかける口調に熱があり、
それが雰囲気を良くしているのが分かりました。

並んでいる商品も、
ちゃんと自信を持って選んで持って来ています、という感じで、
どれもおいしそうだし、スーパーで見ないようなものばかりだったので、
ついいろいろと買ってしまいました。

左から

青森産にんにく(まとめ買いしたときのいい保存方法教えてくれた)。
ルッコラのペースト(試食させてくれるおじさんが情熱的で話長かったけどほんとおいしかった)。
キムチ(重くなるから断念したけど壷入りの欲しかった)。
殻付きアーモンド(殻なしよりジューシーな気がする)。
ベーコン、豚肉のリエット(ベーコンはいくつかのパックからおすすめのもの選んでくれたのがうれしかった)。

家が近かったら野菜も買いたかった……。
ちぢれほうれん草とか娃々菜とかあっておいしそうだった……。

ケータリングがいろいろ出てたし、
キムチのお店でサムゲタン出してたり、
ベーコンのお店でポトフ出してたり、
鮎を塩焼きしてるところもあったり、
買いものだけじゃなくて長居するのも楽しそうでした。
ステージでは歌ってる人もいたし。

派手じゃないんだけど、
人がわくわくするものをほどよいバランスで集めていて、
どの程度の規模で、どういう雰囲気で開催したいかというイメージが出来ていて、
その通りに実現出来ている、という印象がありました。

畑違いではあるけど、なんだか触発されました。

ここ2日で買った本と本屋さんのこと

しっかりとイラストを描くことになり参考資料を探しに本屋に出かけ、
ひさしぶりにいろいろ本を買いました。
ちょっと長いですけど、所感もふくめご紹介。

左から

動物の描き方
Jack Hamm

動物の骨の構造や、アタリから描き起こすまで全部スケッチで説明しているので、
すごくわかりやすい。
この人のタッチが好きです。
原研哉さん、山中俊治さんのスケッチがすごく好きなんですが、
それらを見たときの感覚に似ています。
眺めてるだけでも楽しい。
文章もやわらかく、ていねいな講義を受けているような気持ちになります。

お医者さんのながいながい話 (チャペック童話絵本シリーズ)
Karel Capek

版画っぽい着彩の参考を探していて目についたのがこれ。
型染めかなと思ってたけど、開いてみたらちゃんとそう書いてありました。
カレル・チャペックも好きなのでうれしい。
小さいころ、このタイトルが気になっていたのを思い出しました。
結局読まずじまいだったけど、なんで読まなかったのかは謎。

悪い本 (怪談えほん1)
宮部 みゆき (著)/東 雅夫 (監修)/吉田 尚令 (イラスト)

怖い絵本は絵がキツすぎて怖すぎて好きになれないことが多いんですが、
これは絵が好きで、なおかつじわじわくる怖さなので気に入りました。
これを小さいときに読んだら確実にトラウマになること請け合いです。
でもそういうトラウマって、
大きくなったときに自分にとって欠かせない一部になっていることが多いように思います。
もうちょっと具体的な話だったらもっとよかったなあと思ったのですが、
そうじゃないからこそ、だれにでも怖い本かも。

ハイパーアングルポーズ集
創美社編集部

テレビで紹介されていたのを見て、気になっていた本。
アオリばっかりのを期待したら、半分くらいだったのでちょっと残念。
でもそれだとポーズ集としては偏り過ぎですもんね。
今時感のあるポーズが多いので、まんがイラスト等への参考資料としてすごく良さそう。

その後家に帰ってきて、
本屋で気になったけど原書で欲しかったもの、
重くて持って帰るのがつらそうだったものなどを合わせてAmazonで購入。

左から

Lost Thing
Shaun Tan

本屋で「アライバル」という絵本が良かったのですが、
実写的な人物の絵が多かったので、
その中でももっと創造的なクリーチャーよりの絵が多いものがいいなあと思って、ジャケ買い。
コラージュのような感じとか質感とか、とても好みでした。

I Want My Hat Back
Jon Klassen

本屋でこのくまにひとめぼれ。
ただ、邦訳が肌に合わなかったので、帰ってきてから原書を探しました。

Tales From Outer Suburbia
Shaun Tan

これもショーン・タンの本。
いくつかの話が入っていて、絵のタッチもいくつかあったので、
資料としてもなかなか良いものでした。

世界で一番美しい元素図鑑
Theodore Gray/Nick Mann

たしかに美しい!
本文デザインがすごくうまくて、パッと開いただけでワクワクします。
これらの元素がなにに使われているかというのもすぐわかり、
元素を身近に感じるという不思議な体験。

最近はamazonで欲しいと思った本ばかり買っていたけど、
本屋さんにでかけていって感じた、目に入ってくる物の情報量とつながりは、
webのレコメンド機能と似ているようでぜんぜん違うことなのかもなと思いました。
辞書を引くことと電子辞書で検索することとの関係にも似ています。

それを強く思ったのが、今回出かけた丸善 丸の内店の中にあった「松丸本舗」。
ディスプレイがすごくおもしろかったです。

本もコンセプトも雑然とぎゅうぎゅうに並んでいるので、
なにか見つけたい本、関連性のある本を探しにいくとストレスでしかないとおもうんですが、
棚をながめながらぐるぐる見て回っていると、
気になる本を見かけて、それを手に取るとその奥にもっと気になる本があったりして、
この本がすきな自分は、たしかにこの本もすきだ!
でもなんのつながりもない! 不思議!
というおもしろい体験をしました。

松丸本舗はそういう意味で、非常にコンセプチュアルで特殊な空間として作られているけれど、
普通の本屋さんでもそういうことは体験出来るわけであって、
ネットで買う便利さも大事だけど、出かけていって体験することも大事だよなあと思いました。

あけましておめでとうございます。

昨年は、デザインのお仕事が安定して入ってきたのがなによりありがたいことでした。

その上で、
念願のボードゲームのグラフィックデザインをしたり、
自発的かつ継続的にイラストを描く、というのが出来るようになったり
(仕事でしか描いてなかったのです)
その絵をたくさんの人にいいね! と言ってもらえたり、
ボードゲームのシステムデザインに手を出したり、
ボルダリングという趣味に出会えたり、
とても充実した一年でした。

いままで経験してきた事はただ消費されていっただけ、と思っていたのですが、
実はちゃんとつながって積み重ねられていて、
それが一気に形になった、という感覚です。

アウトプットの経験値も増えてきました。

その機会をくれた、
目撃してくれた、
リアクションしてくれた、
まわりのすべての方々に感謝です。

今年も積極的に行動していきたいと思いますので、
見守って、ときには関わっていただけるとうれしいです!

今年もどうぞよろしくおねがいいたします!

12月13日の日記

JAMBOXを買いました!

JAMBOX発売当時、話題になって気になっていましたが、
そこそこお値段するものですし、
仕事用のMacProには、もらってきたWindowsPCの付属品のスピーカーをつないでいて、
事足りているので、後回しにしていました。
が、最近音がなっていない間、ブブブブーーという雑音がなるようになってしまい、
これがなんとも気になる音なのです。

つけたばかりの棚がちょうどよいので、そこに。

音質もよく、場所も取らないし、
前のはPCのヘッドホンの出力ジャックとUSBを占拠していたのがなくなって、
とてもすっきり。
大満足。

ただ、仕事用のMacProからBluetoothで流すときだけ、
どうも調子が悪いのです。
電波の入りにくいラジオのように、音量と質が安定しません。

これはこのMacProを買い替えるべきかな……と、
必要にせまられる振りをして新しい散財の誘惑が……。

12月7日の日記

ともだちに誘われて今日Pathというアプリをはじめました。
facebookとtwitterとInstagramを足して2くらいで割った感じ。
わたしにとっては「3大・頻繁に使うもの」なので、
これしたいあれしたいがひとつのアプリでまかなえてしまうのがうれしい。

しかもUIがとてもよくて、わかりやすいし動きも気持ちいい。
デザインもすっきりしててかわいい。

ところがともだちがいないとただ自分のしたことが並んでるだけなので
さみしいのです。
人が増えるといいな。

とはいえ、
facebook、twitter、Instagramではそれぞれコミュニティもあるし、
それらだからたのしいこともあるので、
これに移行するって感じでもなさそう。
できれば3大を4大にしたいな。

どういうときにどこに投稿するかはなんとなく分けておかないと、
いろいろ開くのがめんどくさくはなりそう。
逆にいうとそういうハードルがあっても使ってみたいアプリです。

時系列がわかりやすいし、クローズドのサービスらしいので、
これしたあれした、ってのをちょこちょこアップしていこうかなと思い、
夕ご飯にキーマカレーを作ったのを逐一写真撮ってアップしてみました。

そしてさいごに、今日つけたデスク横の飾り棚にくまを乗せて。

フジロックで毎年バージョン違いで売ってます。
行けなかった年も人に頼んで手に入れたりして。

lunokhodとは

ルノホートと読みます。
史上初めて月に送られたソ連の月面無人自動車の名前です。
wikipediaのルノホートの項へ。

どこにも出していませんし普段それで名乗りませんが、
屋号として登録している名前です。
ちょっとだけ変わっている綴りと音が気に入っています。